一般社団法人Asia-Pacific ABA Network、札幌アカデミーでは、米国に本拠地を置くABAの専門資格認定機関QABA®承認を受け、日本で初めてQASP-S®自閉症サービス専門士-スーパーバイザー育成課程を提供することになりました。コースは2022年1月から開始しました。また修士号取得者もしくは取得見込みの方々を対象とした最高レベルのQBA (Qualified Behavior Analyst)国際認定行動分析士の資格取得コースワークも認定プロバイダーとして登録されました。QASP-Sコースワーク完了後、さらに100時間余りの講習を継続していただければQBAの受験資格を取得することが可能となります。*また修士号を持たなくとも6年生の医学部を卒業された医師もQBA国際認定行動分析士の資格取得の受験が可能です。
QASP-SならびにQBAのコースワークは毎年1月にスタートです。2025年1月には早いもので第4期生を迎えます。お問い合わせはこちらからどうぞ!
2025年度QASP-Sコースの詳細はこちら ➡
2025年度QBA2025コースの詳細はこちら ➡
ABA,実践してみませんか?
子供は皆、誰もが底知れない可能性を授かっていますし、そしてその才能を開花させることが可能です。自閉症や発達障がい児には、よき理解者が必要です。彼らにやる気をおこさせる何かを、わくわしながら一緒に探って行く、旅の道先案内人が。大きな目標も、沢山の小さなステップに細かく別け、日々に繰り返して実践することで、やがてゲットすることが可能なのです。
ABAと聞くと難解なものと解釈されがちですが、それは先ず自分の生活の中に応用することが出来ます。望まれる行動を増やし望まれない行動を省いて行くことで、より多くの人生のゴールを手に入れることを可能とするための、実際的なノーハウがぎっしり詰まっています。
一般社団法人アジア・パシフィックABAネットワークは、エビデンスに基づく質の高い療育、教育、生活自立支援、コミュニケーションや社会スキルを身に着けるための個別プログラムとセラピー、そしてABAの分野での国際資格を目指すプロフェッショナルな人材育成サービスを提供いたします。
自閉症や発達障害、また身体や知的障がいを持つお子さんの親御さんへ
「親は子供にとって最高の教師」
応用行動分析学(ABA)は、日本では未だなじみの薄い臨床分野ですが、北米を中心に、自閉症や他の発達障害に効果的な治療法であると研究報告が出ており、保険の対象、公費化されています。
自閉症や発達障害、また身体や知的障がいを持つお子さんの親御さんにも、ABAは多くの情報とスキルを提供します。日常の生活の中で、どのようにお子さんと関わって行くか、独立を促すためのスキルを訓練するか、問題行動にどう対応するかなど、「家庭」での実践を通じて、多くの問題を解決してゆくことが可能です。
私も一人の親として、皆様とともに学び、支え合う、コミュニティを広げてゆきたいと願っています。
田中 桜子 Ph.D BCBA-D
(一社)アジア・パシフィックABA ネットワーク代表理事